大腸がんに気づいたきっかけ|発覚した人のパターンまとめ

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大腸がんに気づいたきっかけ|発覚した人のパターンまとめ

「大腸がんになった人は、何がきっかけで気づいたの?」「血便が出たら大腸がん?」「症状がなくても発覚することはある?」と気になる方もいるかと思います。

結論からいうと、大腸がんが発覚するきっかけは1つではありません。

代表的なパターンとして、

  • 大腸がん検診の便潜血検査で異常を指摘された
  • 便に血が混じっていることに気づいた
  • 便秘や下痢など、便通の変化が続いていた
  • 健康診断などで貧血を指摘された
  • おなかの張りや腹痛をきっかけに検査を受けた
  • 腸閉塞などの症状から詳しい検査につながった
  • 肝臓や肺の病変が先に見つかり、原発が大腸がんと判明した

などがあります。

国立がん研究センターの情報によると、早期の大腸がんでは自覚症状がほとんどありません。進行すると、血便、便秘・下痢、便が細くなる、残便感、おなかの張り、慢性的な出血による貧血などがみられる場合があります。

そのため、大腸がんの発覚パターンを考える際には、「症状から気づくケース」と「症状がないまま検査で見つかるケース」の両方があることを理解しておくことがポイントです。

この記事では、大腸がんに気づいた主なきっかけをパターン別に整理し、発覚後に行われる検査についても分かりやすく解説します。

大腸がんはどんなきっかけで発覚する?

大腸がんが見つかる経路は、大きく分けると次のようになります。

発覚パターンきっかけの例
検診から発覚便潜血検査で要精密検査
便の変化から発覚血便、便が細い、便秘・下痢など
全身症状から発覚貧血、めまいなど
腹部症状から発覚腹痛、おなかの張りなど
強い症状から発覚腸閉塞、嘔吐など
別の検査から発覚肝臓・肺などの病変を調べて原発が判明

特に大腸がんでは、便に血が混じる・付着することが比較的多くみられる症状として挙げられています。一方、早期では症状がほとんどないため、便潜血検査などが最初のきっかけになるケースもあります。

発覚パターン1.便潜血検査で陽性になった

症状がない状態で大腸がんが見つかる代表的なきっかけが、大腸がん検診の便潜血検査です。日本の大腸がん検診では、40歳以上の男女を対象として年1回、問診と便潜血検査が行われます。

便潜血検査では、大腸がんやポリープなどから出た微量な血液が便に混じっていないかを調べます。

血液は肉眼では見えないほど少量の場合もあります。

また、大腸の病変からは常に出血しているとは限らないため、一般的には2日分の便を採取して調べます。

つまり、

「自分では便に異常を感じていなかったものの、検診の便潜血で陽性になり、大腸内視鏡で大腸がんが見つかった」

という発覚パターンがあります。

便潜血陽性=大腸がんではない

便潜血検査が陽性だったとしても、その時点で大腸がんと確定したわけではありません。

便潜血検査は、便に血液が含まれているかを調べるスクリーニング検査です。

出血の原因には大腸がんだけでなく、ポリープなどが含まれることもあります。国立がん研究センターの情報では、便潜血検査で「要精密検査」となった場合、通常は大腸内視鏡検査によって詳しく調べるとしています。

したがって、

便潜血陽性
↓
大腸内視鏡検査
↓
病変があれば生検・病理診断

という流れで大腸がんが発覚する場合があります。

発覚パターン2.血便に気づいた

大腸がんの症状として比較的よく知られているのが血便です。

大腸がんが進行すると、

  • 便に血が混じる
  • 血便・下血
  • 便の表面に血液が付着する

などが現れることがあり、なかでも血液が便に混じる・付着する症状は頻度が高いとしています。

そのため、

「トイレで便に血が付いていることに気づき、その後の検査で大腸がんが分かった」

というのは代表的な発覚パターンの1つです。

ただし、血便は痔などの良性疾患でも起こります。

そのため、

血便=大腸がん

とは判断できません。

反対に、大腸がんでも肉眼で分かる血便が出ない場合があります。

発覚パターン3.便秘や下痢など便通の変化が続いた

大腸がんが進行すると、がんによって腸の中が狭くなり、便通に変化が現れる場合があります。

国立がん研究センターの情報では、

  • 便秘
  • 下痢
  • 便が細くなる
  • 便が残っているように感じる
  • おなかが張る

などを大腸がんでみられることのある症状として挙げています。

例えば、

「以前は毎日排便していたのに便秘が増えた」

「便の状態が以前と変わった」

「排便しても残っている感じがする」

といった変化をきっかけに検査を行い、大腸がんが見つかることがあります。

ただし、便秘や下痢は日常的にも起こりやすい症状です。

そのため、便通の変化だけで大腸がんかどうかを見分けることはできません。

発覚パターン4.便が細くなった

「最近、便が細くなった」という変化から大腸がんを心配する方もいるかと思います。

大腸がんが進行して腸管が狭くなると、便が細くなる場合があります。国立がん研究センターでも、進行した大腸がんでみられることのある症状として「便が細くなる」ことを挙げています。

ただし、

細い便が出た=大腸がん

ではありません。

便の太さは、食事や便の硬さなどによっても変化します。

また、早期大腸がんでは症状がないことが多いため、便が細くなっていないから大腸がんではないとも判断できません。

発覚パターン5.健康診断などで貧血を指摘された

意外な発覚パターンの1つが、貧血です。

大腸がんでは病変から少量の出血が慢性的に続くことがあり、それによって貧血が起こる場合があります。

国立がん研究センターの情報では、大腸がんが進行すると、慢性的な出血によって貧血となり、めまいなどの症状が現れる場合があるとされています。

そのため、

「健康診断の血液検査で貧血を指摘され、その原因を調べたところ大腸がんが見つかった」

というケースも考えられます。

この場合、最初のきっかけが便の異常ではなく、血液検査の数値という点が特徴です。

貧血があれば大腸がん?

貧血にはさまざまな原因があります。

そのため、

貧血=大腸がん

ではありません。

大腸がんで貧血が起こる場合があるというのは、病変からの慢性的な出血によって血液が失われることがあるためです。

大腸がんの発覚経路としては、

貧血を指摘
↓
原因を調べる検査
↓
大腸内視鏡
↓
大腸がんが判明

というパターンがあります。

発覚パターン6.おなかの張りが続いた

大腸がんが進行すると、おなかが張る感覚がみられることがあります。

腫瘍によって腸管が狭くなると、便やガスが通りにくくなる場合があるためです。

国立がん研究センターも、大腸がんが進行した際にみられることのある症状として、おなかの張りを挙げています。

そのため、

「腹部の張りが以前と違う」

「便秘とともにおなかが張るようになった」

といった変化をきっかけに検査が行われ、大腸がんが発覚することもあります。

ただし、おなかの張りは消化管のさまざまな状態で起こるため、症状だけでは原因を特定できません。

発覚パターン7.腹痛がきっかけだった

大腸がんがさらに進行し、腸の通過が悪くなると腹痛がみられる場合があります。

特に腸閉塞まで進行すると、

  • 便が出なくなる
  • 腹痛
  • 嘔吐

などが起こることがあります。

そのため、強い腹部症状がきっかけとなって検査が行われ、大腸がんが見つかるケースもあります。

一方、腹痛は非常に多くの病気でみられる症状です。

腹痛の場所や強さだけで大腸がんを判断することはできません。

発覚パターン8.腸閉塞をきっかけに見つかった

大腸がんが進行すると、腫瘍によって腸管が狭くなり、腸閉塞を起こすことがあります。

国立がん研究センターでは、さらに進行した大腸がんでは、腸閉塞によって、

  • 便が出なくなる
  • 腹痛
  • 嘔吐

などが起こる場合があるとしています。

つまり、

「突然強い症状が出て検査を行った結果、大腸がんが判明した」

という発覚パターンもあります。

これは便潜血検査などで症状がない段階に発覚するケースとは異なり、ある程度進行してから見つかるケースの1つです。

発覚パターン9.肝臓や肺の異常が先に見つかった

大腸がんが発覚するきっかけとして特徴的なのが、大腸以外の臓器の病変が先に見つかるケースです。

大腸がんは進行すると、血液の流れなどを介して肝臓や肺などへ遠隔転移することがあります。

国立がん研究センターの情報では、転移した大腸がんが肺や肝臓の腫瘤として、大腸の原発がんより先に発見されることもあるとされています。

つまり、

肝臓や肺に病変が見つかる
↓
詳しく調べる
↓
大腸から転移した病変と判明
↓
原発の大腸がんが発覚

というパターンです。

大腸がんが必ず便の症状から発覚するわけではないことが分かります。

発覚パターン10.症状がないまま内視鏡で見つかった

大腸がんは、早期では自覚症状がほとんどありません。

そのため、便潜血検査などをきっかけに大腸内視鏡検査を受け、

「本人としては何の症状もなかったが、ポリープや大腸がんが見つかった」

というケースがあります。

大腸内視鏡では、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸まで大腸全体を詳しく観察します。

ポリープなどの病変が確認された場合には、その全部または一部を採取し、病理診断を行います。

「症状に気づくこと」と「がんが見つかること」は、必ずしも同じではありません。

大腸がんで最初に出やすい症状は?

国立がん研究センターでは、大腸がんで比較的頻度が高い症状として、

便に血が混じる・便に血が付着する

ことを挙げています。

ただし、これは、

「大腸がんになれば最初に必ず血便が出る」

という意味ではありません。

早期では症状がほとんどない場合もあります。

また、発生した場所やがんの大きさ、進行度などによって、現れる症状は異なります。

大腸がんでは体重が減ることもある?

進行したがんでは、全身状態の変化に伴って体重が減少する場合があります。

ただし、大腸がんの発覚きっかけとしては、

  • 血便
  • 便通の変化
  • 貧血
  • 腹部症状

などが代表的です。

体重減少だけから大腸がんを特定することはできません。

「痔だと思っていたら大腸がん」ということはある?

血便が出た場合に、「痔だと思っていた」というケースは考えられます。

国立がん研究センターでも、大腸がんでみられる血便や便への血液付着は、痔などの良性疾患でも起こると説明しています。

つまり、血液の見た目だけで、

痔なのか大腸がんなのかを完全に見分けることはできません。

また、もともと痔がある人に大腸がんが同時に存在する可能性も考えられます。

便潜血検査が陰性なら大腸がんではない?

便潜血検査が陰性でも、大腸がんがないことを100%保証するものではありません。

大腸がんやポリープからの出血は常に起きているわけではなく、出血するときとしないときがあります。

そのため、大腸がん検診では2日分の便を採取して検査します。

また、国立がん研究センターは、がんが1回の検診で見つからないこともあると説明しています。

したがって、

便潜血陰性=大腸がんが絶対にない

とはいえません。

大腸がんが疑われた後はどんな検査をする?

大腸がんが疑われた場合には、主に大腸内視鏡などを使って詳しく調べます。

国立がん研究センターの情報によると、

  • 直腸指診
  • 注腸造影検査
  • 大腸内視鏡検査
  • 生検
  • CT
  • MRI
  • 腹部超音波検査

などが用いられるとしています。

大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査では、内視鏡を肛門から入れて、大腸全体を詳しく確認します。

ポリープなどの病変があった場合には、

  • 病変全体
  • 病変の一部

を採取し、病理診断を行うことがあります。

便潜血検査などで大腸がんの可能性を拾い上げ、その後の大腸内視鏡で病変を確認するという流れが、大腸がん発覚の代表的な経路です。

CTやMRIは何を調べる?

大腸がんと診断された場合には、CTやMRIなどによって、がんの広がりや転移の有無を調べます。

国立がん研究センターでは、CT・MRI・腹部超音波などによって、周囲の臓器への広がりや転移を確認し、治療方針を決定するとしています。

つまり、

大腸内視鏡・生検
→ 大腸の病変やがんかどうかを調べる

CT・MRIなど
→ がんの広がりや転移を調べる

という役割の違いがあります。

腫瘍マーカーで大腸がんが発覚することはある?

大腸がんでは、

  • CEA
  • CA19-9

などの腫瘍マーカーを血液検査で測定することがあります。

ただし、国立がん研究センターでは、腫瘍マーカーは主に、

  • 診断の補助
  • 診断後の経過観察
  • 治療効果の判定

などに利用するものであり、腫瘍マーカーだけでは大腸がんを診断できないとしています。

そのため、

「健康診断でCEAが高かった=大腸がんが発覚した」

というよりは、

「数値の異常が検査を行うきっかけの1つとなり、画像検査や内視鏡などを経て大腸がんが判明した」

と捉えるのが適切です。

大腸がんの発覚パターンを整理

大腸がんに気づくきっかけをまとめると、次のようになります。

症状がない段階

  • 大腸がん検診の便潜血検査
  • 別の目的で受けた検査
  • 内視鏡検査で偶然発見

便の変化

  • 血便
  • 便への血液付着
  • 便秘
  • 下痢
  • 便が細くなる
  • 残便感

全身・腹部の変化

  • 貧血
  • めまい
  • おなかの張り
  • 腹痛

進行した状態での発覚

  • 腸閉塞
  • 嘔吐
  • 肝臓や肺の転移病変が先に発見

大腸がんは早期では症状がほとんどないため、「発覚=必ず何かの症状に本人が気づいた」というわけではありません。

bluedropについて

bluedropは、尿中エクソソーム内のマイクロRNAを活用したがんリスク判定キットです。

自宅で尿を採取して返送することで、7種類のがんに関連するリスクを判定します。

bluedropでは大腸がんも対象

現在、bluedropでリスク判定の対象となっているのは、

  • 膵臓がん
  • 肝臓がん
  • 肺がん
  • 子宮がん
  • 大腸がん
  • 乳がん
  • 前立腺がん

の7種類です。

※子宮がんには子宮頸がんと子宮体がんが含まれます。

大腸がんも対象がん種の1つです。

便潜血検査とは異なる検査

大腸がん検診で使われる便潜血検査と、bluedropは異なる検査です。

便潜血検査は、便に大腸がんやポリープなどからの微量な血液が混じっていないかを調べます。

一方、bluedropでは、尿中エクソソームに含まれるマイクロRNAを解析して、対象となるがんに関連するリスクを判定します。

つまり、

便潜血検査
→ 便に含まれる血液を調べる

bluedrop
→ 尿中エクソソーム内のマイクロRNAを解析する

という違いがあります。

bluedropの検査工程

Blue Industries公式サイトでは、尿中のエクソソームからマイクロRNAを抽出し、遺伝子解析によってがんリスクを判定すると説明しています。

主な工程は、

1.検体の状態を確認する
2.尿中エクソソームからマイクロRNAを抽出する
3.マイクロRNAの品質を確認する
4.ライブラリーを調製する
5.ライブラリーの品質を確認する
6.次世代シーケンサー(NGS)で解析する
7.マイクロRNAを照合・集計する
8.研究データと照合してリスクを判定する

という流れです。

bluedropは大腸がんの確定診断を行うものではない

bluedropは、大腸がんを含む対象がんに関連するリスクを判定する検査です。

高リスクと判定されても、大腸がんがあると確定したわけではありません。

低リスクと判定されても、大腸がんがないことを保証するものではありません。

また、医療機関や大腸がん検診で行われる、

  • 便潜血検査
  • 大腸内視鏡検査
  • 生検・病理検査
  • CT
  • MRI

などの代わりになるものではありません。

検査結果は、自身の健康状態を見直したり、医療機関への相談を検討したりするための参考情報として活用してください。

よくある質問

大腸がんに気づいたきっかけで多いものは何ですか?

代表的なものとして、便潜血検査の異常や血便などがあります。

大腸がんでは、便に血が混じる・付着する症状の頻度が比較的高いとされています。一方、早期では症状がほとんどないため、検診から見つかるケースもあります。

大腸がんは症状がなくても発覚しますか?

あります。

早期の大腸がんでは自覚症状がほとんどないため、便潜血検査などをきっかけに大腸内視鏡を受けて見つかる場合があります。

血便が出たら大腸がんですか?

血便は大腸がんでみられることがありますが、痔などの良性疾患でも起こります。

そのため、血便だけで大腸がんとは判断できません。

痔だと思っていたら大腸がんだったケースはありますか?

大腸がんによる血便と痔による出血は、症状だけでは区別できない場合があります。

国立がん研究センターも、大腸がんでみられる血便は痔などの良性疾患でも起こるとしています。

便が細いと大腸がんですか?

大腸がんが進行して腸が狭くなると、便が細くなる場合があります。

ただし、便が細いだけで大腸がんとは判断できません。

貧血から大腸がんが見つかることはありますか?

あります。

大腸がんによる慢性的な出血によって貧血となり、めまいなどがみられる場合があります。

腹痛が大腸がん発覚のきっかけになることはありますか?

あります。

さらに進行して腸閉塞を起こした場合には、腹痛や嘔吐などがみられることがあります。

肝臓の異常から大腸がんが見つかることはありますか?

あります。

大腸がんが肝臓や肺へ転移し、その転移病変が原発の大腸がんより先に見つかる場合があります。

便潜血陽性なら大腸がんですか?

便潜血陽性だけでは大腸がんと確定しません。

便潜血検査で要精密検査となった場合は、通常、大腸内視鏡によって詳しく確認します。

便潜血陰性なら大腸がんではありませんか?

陰性でも、大腸がんがないことを100%保証するものではありません。

大腸がんなどからの出血は常に起きているわけではなく、1回の検診では見つからない場合もあります。

大腸がんは血液検査で分かりますか?

大腸がんではCEAやCA19-9などの腫瘍マーカーを測定することがありますが、腫瘍マーカーだけでは大腸がんを診断できません。

まとめ

大腸がんに気づいたきっかけは、人によって異なります。

代表的な発覚パターンには、

  • 大腸がん検診の便潜血検査
  • 血便
  • 便秘や下痢などの便通変化
  • 便が細くなる
  • 残便感
  • 貧血
  • おなかの張り
  • 腹痛
  • 腸閉塞
  • 肝臓や肺などの転移病変

などがあります。

なかでも、大腸がんでは便に血が混じる、便に血液が付着するといった症状が比較的多くみられます。

一方で、早期の大腸がんでは自覚症状がほとんどありません。

そのため、

「何か症状が出てから大腸がんに気づく人」

だけではなく、

「症状はなかったものの、便潜血検査をきっかけに見つかった人」

もいます。

日本の大腸がん検診では、40歳以上の男女を対象として、年1回の便潜血検査が行われています。便潜血で要精密検査となった場合は、通常、大腸内視鏡で詳しく調べます。

また、大腸内視鏡で病変が見つかった場合には組織を採取し、病理診断によってがんかどうかを確認します。CTやMRIは、診断後に周囲への広がりや転移を調べるために利用されます。

bluedropは、尿中エクソソーム内のマイクロRNAを解析し、大腸がんを含む7種類のがんに関連するリスクを判定するがんリスク検査キットです。

ただし、大腸がんを確定診断する検査ではなく、便潜血検査や大腸内視鏡などの代わりになるものでもありません。

大腸がんの発覚パターンを理解するときには、「血便などの症状から発覚するケース」と「症状がない状態で検診から発覚するケース」の両方があることを押さえておくことがポイントです。

この記事の監修者

戸田 匡一

戸田 匡一

Blue Industries株式会社 COO / 株式会社ジーンクエスト 取締役

6年制薬学部卒業後、武田薬品工業株式会社で約10年間、がん治療薬などの医薬品事業に従事。その後、治療から予防・検査へ領域を広げ、外資系ヘルスケア企業の日本法人COOとして国内予防事業を、国内医療機器メーカーの執行役員として検査機器事業を立ち上げる。

現在はBlue Industries株式会社COOとして事業・技術両部門を管掌し、がんリスク検査の社会実装を推進している。

予防・検査・治療で培った経験を生かし、専門情報を生活者が正しく理解し、行動につなげられるよう、記事の執筆・監修を行っている。

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