膵臓が悪いと出る症状まとめ|受診・検査のタイミングは?

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膵臓が悪いと出る症状まとめ|受診・検査のタイミングは?

「最近、みぞおちや背中が痛い」「食欲が落ちて体重が減ってきた」などの変化から膵臓の状態が気になりはじめる方もいるかと思います。

膵臓に異常があると、腹痛や背中の痛み、吐き気、食欲低下、体重減少、黄疸など、さまざまな症状が現れることがあります。

ただし、「膵臓が悪いと必ずこの症状が出る」という特徴があるわけではありません。

膵臓の病気には急性膵炎、慢性膵炎、膵臓がんなどがあり、病気の種類や進行度によって症状が異なります。また、膵臓がんのように小さい段階では症状が出にくい病気もあります。

この記事では、膵臓が悪いときにみられることがある症状、膵臓に関連する主な病気、それぞれの特徴、膵臓を調べる検査について分かりやすく解説します。

膵臓が悪いとどんな症状が出る?

膵臓の病気によって現れる症状は異なりますが、代表的な変化として次のようなものがあります。

□ みぞおちや上腹部が痛む
□ 腰や背中が痛む
□ 吐き気・嘔吐がある
□ 食欲が低下している
□ おなかが張る
□ 体重が減ってきた
□ 皮膚や白目が黄色くなる
□ 下痢や脂っぽい便がみられる
□ 糖尿病を新たに発症した・状態が変化した

ただし、これらの症状だけで「膵臓が悪い」と判断することはできません。

例えば腹痛や背中の痛みは、胃腸、胆のう、筋肉、脊椎などの問題でも起こります。

また、膵臓の病気があっても症状がほとんど現れない場合があります。

症状の有無だけではなく、膵臓の病気によってどのような違いがあるのかを知っておくことがポイントです。

そもそも膵臓は何をしている臓器?

膵臓は、胃の後ろ側に位置する細長い臓器です。

主な役割は、大きく「消化」と「血糖値の調節」の2つに分けられます。

食べ物を消化する

膵臓では、食べ物を消化するために必要な「膵液」が作られます。

膵液には、

・アミラーゼ
・リパーゼ
・トリプシン

などの消化酵素が含まれています。

これらが炭水化物、脂質、たんぱく質などの消化を助けます。

血糖値を調節する

膵臓には、インスリンやグルカゴンなどのホルモンを分泌する働きもあります。

インスリンは血糖値を下げる方向に働き、グルカゴンは血糖値を上げる方向に働きます。

膵臓の状態が悪化すると、消化機能だけでなく血糖値の調節にも影響が生じる場合があります。

膵臓が悪いとみぞおち・上腹部が痛くなることがある

膵臓の病気で比較的知られている症状が上腹部の痛みです。

膵臓は胃の後ろ側にあるため、

・みぞおちが痛む
・上腹部が痛む
・おなかの奥が痛むように感じる

といった症状がみられることがあります。

特に急性膵炎では、上腹部に急激な痛みが生じることがあります。

一方、腹痛は胃炎、胃潰瘍、胆石症などでもみられる症状です。

痛む場所だけから、原因が膵臓にあるかどうかを判断することはできません。

膵臓が悪いと背中や腰が痛くなる?

膵臓の病気では、背中や腰に痛みを感じる場合があります。

「膵臓が悪いと背中が痛くなる」と聞いたことがある方もいるかと思います。

膵臓は胃よりも背中側に位置する臓器です。そのため、膵臓周辺の炎症などによる痛みを背中側に感じることがあります。

膵臓がんでも、進行すると腰や背中の痛みが現れる場合があります。

ただし、背中や腰の痛みは、

・筋肉の疲労
・姿勢
・腰椎の問題
・腎臓や尿路の病気

など、さまざまな原因で起こります。

「背中が痛い=膵臓が悪い」と判断することはできません。

(内部リンク:腰痛ががんだったケースとは?見分け方について解説)

吐き気や嘔吐がみられることがある

膵臓の炎症などによって、吐き気や嘔吐が生じることがあります。

特に急性膵炎では、

・上腹部の痛み
・吐き気
・嘔吐

などがみられることがあります。

吐き気や嘔吐も膵臓の病気に特有の症状ではありません。

胃腸炎、食中毒、薬の影響など、さまざまな原因で起こります。

食欲が低下することがある

膵臓の病気では、食欲低下がみられることもあります。

膵臓は消化に関係する臓器であるため、膵臓の機能が低下すると食事に関連した不調が現れる場合があります。

また、膵臓がんが進行した場合にも、食欲不振がみられることがあります。

ただし、食欲低下は非常に多くの病気や体調変化で起こるため、食欲だけから膵臓の状態を判断することはできません。

体重が減少することがある

膵臓の機能が低下すると、食べ物の消化・吸収に影響が生じる場合があります。

その結果、十分に食事をとっていても栄養を吸収しにくくなり、体重減少につながることがあります。

また、膵臓がんが進行した場合にも体重減少がみられることがあります。

一方、体重が減る原因には、

・食事量の変化
・運動量の増加
・甲状腺の病気
・糖尿病
・消化器疾患

などさまざまなものがあります。

体重減少だけで膵臓の病気を判断することはできません。

(内部リンク:疲れやすい・体重減少が続く場合にがんを疑う目安とは)

黄疸がみられることがある

膵臓の病気によって胆汁の流れが妨げられると、黄疸が現れる場合があります。

黄疸とは、

・皮膚が黄色っぽくなる
・白目が黄色くなる

などの変化が現れる状態です。

特に膵臓の頭側には胆管が通っているため、この付近に腫瘍などが発生して胆管が狭くなると、胆汁が流れにくくなることがあります。

その結果、胆汁に含まれるビリルビンが血液中に増加して黄疸が現れる場合があります。

黄疸は膵臓だけでなく、肝臓や胆道の病気などでも起こります。

尿や便の色が変化することがある

胆汁の流れが妨げられて黄疸が起きている場合には、尿や便の色にも変化がみられることがあります。

例えば、

・尿の色が濃くなる
・便が白っぽくなる

といった変化です。

また、慢性膵炎などによって膵液の分泌が低下すると、脂肪を十分に消化できなくなる場合があります。

その結果、脂肪分を多く含む「脂肪便」がみられることがあります。

脂肪便では、

・便が脂っぽい
・便が水に浮く
・便器に付着しやすい

などの特徴がみられることがあります。

ただし、便や尿の色・状態は食事や薬、水分摂取量などによっても変化します。

糖尿病の発症や悪化がみられることがある

膵臓と糖尿病には密接な関係があります。

膵臓では血糖値を調節するインスリンが作られているため、膵臓の機能が低下すると血糖値に影響する場合があります。

膵臓がんについても、糖尿病を新たに発症したり、もともとある糖尿病の状態が悪化したりすることがあります。

国立がん研究センターでは、糖尿病の発症や悪化が膵臓がん発見のきっかけになる場合があると説明しています。

ただし、糖尿病の大部分が膵臓がんによって起こるという意味ではありません。

糖尿病は生活習慣、遺伝的要因、加齢などさまざまな要因が関係する病気です。

膵臓が悪いと疲れやすくなる?

膵臓の病気に伴って、だるさや疲労感がみられる場合があります。

例えば、

・食欲低下
・消化吸収機能の低下
・体重減少
・血糖値の変化

などが重なることで、体調の変化を感じる場合があります。

ただし、「疲れやすい」という症状は非常に幅広い原因で起こります。

疲労感だけを膵臓の異常と結びつけることはできません。

膵臓が悪いときに考えられる主な病気

「膵臓が悪い」といっても、考えられる病気は1つではありません。

代表的なものとして、

・急性膵炎
・慢性膵炎
・膵嚢胞性疾患
・膵臓がん

などがあります。

それぞれ特徴が異なります。

急性膵炎

急性膵炎は、膵臓に急激な炎症が起こる病気です。

代表的な症状として、上腹部の痛みが挙げられます。

痛みの程度には個人差がありますが、強い痛みが急に生じる場合があります。

そのほか、

・背中の痛み
・吐き気
・嘔吐
・発熱

などを伴う場合があります。

急性膵炎の主な原因として知られているのが、飲酒と胆石です。

重症化すると膵臓だけではなく、肺や腎臓など全身の臓器に影響する場合があります。

慢性膵炎

慢性膵炎は、膵臓の炎症が長期間続き、膵臓の組織が徐々に変化していく病気です。

初期には、

・上腹部痛
・背中の痛み

などがみられる場合があります。

病気が進行して膵臓の機能が低下すると、

・体重減少
・下痢
・脂肪便
・糖尿病

などがみられることがあります。

膵臓には「消化」と「血糖値の調節」という2つの重要な役割があるため、機能低下が進むと両方に影響が生じる可能性があります。

膵嚢胞性疾患

膵臓に液体などがたまった袋状の構造ができることがあり、これを膵嚢胞と呼びます。

膵嚢胞には複数の種類があります。

代表的なものの1つが**膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)**です。

IPMNは膵管内に粘液を作る腫瘍が発生する病気で、一部は時間の経過とともに悪性化することがあります。

一方、膵嚢胞があっても自覚症状がなく、健康診断や人間ドックなどの画像検査をきっかけに見つかる場合があります。

膵臓がん

膵臓にできる悪性腫瘍が膵臓がんです。

膵臓がんについて特に知っておきたいのが、小さい段階では症状が出にくいことです。

国立がん研究センターでは、膵臓がんが進行すると、

・腹痛
・食欲不振
・腹部膨満感
・黄疸
・体重減少
・腰や背中の痛み

などがみられると説明しています。

また、糖尿病の発症や悪化が発見のきっかけになる場合もあります。

つまり、インターネットで「膵臓がんの初期症状」として紹介されている症状の中には、必ずしも初期に現れるとは限らないものも含まれています。

(内部リンク:膵臓がんの初期症状チェック|見逃しやすい7つのサイン)

膵臓の病気による症状の違い

代表的な膵臓の病気を比較すると、次のようになります。

病気みられることがある主な症状・特徴
急性膵炎急な上腹部痛、背中の痛み、吐き気、嘔吐など
慢性膵炎上腹部痛、背中の痛み、体重減少、下痢、脂肪便、糖尿病など
膵嚢胞性疾患自覚症状がない場合もある
膵臓がん初期は症状が出にくい。進行すると腹痛、食欲低下、黄疸、体重減少、背中の痛みなど

症状が似ている病気もあるため、症状だけから病名を特定することはできません。

膵臓を調べる検査には何がある?

膵臓の状態を調べる方法は1種類ではありません。

血液検査や画像検査などを目的に応じて使い分けます。

血液検査

血液検査では、

・アミラーゼ
・リパーゼ
・血糖値
・肝胆道系の数値

などを確認する場合があります。

膵臓がんが疑われる場合には、CA19-9やCEAなどの腫瘍マーカーが測定されることもあります。

ただし、特定の血液検査だけで膵臓の病気をすべて診断できるわけではありません。

腹部超音波検査

超音波を利用して膵臓や周辺の臓器を確認します。

放射線を使用しない検査ですが、膵臓は胃や腸の後ろ側に位置しているため、消化管内のガスや体格などによって観察しにくい場合があります。

CT検査

X線を利用して体の断面を撮影します。

膵臓の腫瘍や炎症などを調べる際に用いられます。

膵臓がんが疑われる場合には、造影剤を使用した造影CTが行われることがあります。

MRI・MRCP

MRIは磁気を利用して体内を画像化する検査です。

MRCPは、MRIを使って胆管・胆のう・膵管などを詳しく見る検査です。

超音波内視鏡検査(EUS)

超音波装置が付いた内視鏡を胃や十二指腸まで入れ、消化管の近くから膵臓を観察します。

膵臓を近い位置から確認できるため、膵臓がんなどを詳しく調べる際に利用されます。

病理検査

膵臓がんなどが疑われる場合には、細胞や組織を採取して顕微鏡で確認する病理検査が行われることがあります。

がんの確定診断に重要な検査です。

受診・検査のタイミングを考えるポイント

膵臓に関連する症状には、腹痛、背中の痛み、吐き気、黄疸、体重減少などがあります。

ただし、これらは膵臓だけに現れる症状ではありません。

一方で、急性膵炎のように急激に症状が現れ、重症化する可能性がある病気もあります。

特に、

・突然の強い腹痛
・強い腹痛が続く
・繰り返し嘔吐する
・意識状態に変化がある

といった状態は、膵臓の病気に限らず緊急性を伴う病気でもみられる症状です。

また、膵臓がんのように自覚症状だけでは早期に気づきにくい病気もあります。

そのため、「チェックリストに何個当てはまるか」だけで検査の必要性を判断することはできません。

膵臓は健康診断で調べられる?

一般的な健康診断だけで、膵臓のすべての病気を調べることはできません。

血液検査で異常が見つかる場合もありますが、膵臓の状態を詳しく確認するには、超音波、CT、MRIなどの画像検査が必要になることがあります。

また、膵臓がんについては、現在、厚生労働省の指針として定められている集団検診はありません。

胃がん、大腸がん、肺がん、乳がん、子宮頸がんなどとは、この点が異なります。

腫瘍マーカーだけで膵臓がんは分かる?

膵臓がんでは、CA19-9やCEAなどの腫瘍マーカーが利用される場合があります。

ただし、腫瘍マーカーだけで膵臓がんの有無を確定することはできません。

膵臓がんがあっても数値が上昇しない場合がある一方、がん以外の病気でも数値が高くなることがあります。

腫瘍マーカーは、画像検査などと組み合わせて利用される情報の1つです。

(内部リンク:腫瘍マーカーとは?検査を受けるべき人の条件まとめ)

尿中マイクロRNAを活用した「bluedrop」

bluedropは、Blue Industries株式会社が提供する、尿中エクソソーム内のマイクロRNAを活用したがんリスク判定キットです。

自宅で尿を採取して返送することで、膵臓がんを含む7種類のがんに関連するリスクを判定します。

※男性5種、女性6種と性差がございます。

対象となるがんは7種類

bluedropでは、次の7種類のがんに関連するリスクを判定します。

・膵臓がん
・肝臓がん
・肺がん
・子宮がん
・大腸がん
・乳がん
・前立腺がん

※子宮がんには、子宮頸がんと子宮体がんが含まれます。

今回取り上げている膵臓がんも判定対象に含まれています。

bluedropは膵臓の病気全般を調べる検査ではない

bluedropは、膵炎や膵嚢胞など「膵臓の状態全般」を調べる検査ではありません。

尿中エクソソーム内のマイクロRNAを解析し、膵臓がんを含む7種類のがんに関連するリスクを判定するがんリスク検査キットです。

そのため、

「bluedropで膵炎が分かる」

「膵臓が正常かどうかが分かる」

という検査ではありません。

bluedropはがんを診断する検査ではない

bluedropは、がんに関連するリスクを判定する検査です。

高リスクと判定されても、がんがあると確定したわけではありません。低リスクと判定されても、がんがないことを保証するものではありません。

また、医療機関で行われる画像検査や内視鏡検査、病理検査、自治体などのがん検診の代わりになるものではありません。

検査結果は、自身の健康状態を見直したり、医療機関への相談を検討したりするための参考情報として活用してください。

bluedropの検査の流れ

bluedropは、次のような流れで利用します。

1.検査キットを受け取る
2.説明書に従って自宅で尿を採取する
3.採取した検体を指定された方法で返送する
4.スマートフォンなどから検査結果を確認する

実際の採尿方法や返送方法については、検査キットに同封された説明書に従ってください。

bluedropでは尿中エクソソーム内のマイクロRNAを解析

返送された検体について、尿の量や保存状態などを確認したあと、尿中のエクソソームからマイクロRNAを抽出します。

その後、

1.マイクロRNAの品質を確認する
2.ライブラリーを調製する
3.次世代シーケンサー(NGS)で解析する
4.対象となるマイクロRNAの存在量を集計する
5.研究データと照合する

という工程を経て、がんに関連するリスクを判定します。

尿サンプルが「健康な人の特徴」と「がん患者の特徴」のどちらに近いかを統計的に解析し、その類似度からがんリスク値を算出します。

検査結果はスマートフォンから確認できます。

ただし、検体の状態や配送状況などによって結果確認までの期間が異なる可能性があります。最新の案内や検査キットの説明書を確認してください。

(内部リンク:マイクロRNA検査とは?仕組みと精度をわかりやすく解説)

よくある質問

膵臓が悪いと最初にどんな症状が出ますか?

「最初に必ず現れる症状」があるわけではありません。

膵臓の病気によって症状は異なり、急性膵炎では急な上腹部痛などがみられる一方、膵臓がんや膵嚢胞性疾患では初期に症状がほとんどない場合があります。

膵臓が悪いとどこが痛くなりますか?

上腹部やみぞおち、背中などに痛みを感じる場合があります。

ただし、痛む場所だけから膵臓の病気かどうかを判断することはできません。

膵臓が悪いと背中のどの辺が痛くなりますか?

膵臓は上腹部の奥、胃の後ろ側にあるため、上腹部から背中にかけて痛みを感じる場合があります。

ただし、背中の痛みには筋肉や脊椎などさまざまな原因があります。

膵臓が悪いと便に変化がありますか?

慢性膵炎などで膵臓の消化機能が低下すると、脂肪を十分に消化できず、脂っぽい便がみられる場合があります。

また、胆汁の流れが妨げられた場合には便が白っぽくなることがあります。

膵臓が悪いと尿の色は変わりますか?

胆汁の流れが妨げられて黄疸が生じると、尿の色が濃くなることがあります。

ただし、水分摂取量や薬などでも尿の色は変化します。

膵臓が悪いと血糖値は上がりますか?

膵臓では血糖値を下げるインスリンが作られています。

膵臓の機能が低下するとインスリン分泌に影響し、糖尿病を発症したり、血糖値の状態が変化したりする場合があります。

膵臓が悪いと体重は減りますか?

慢性膵炎などで消化吸収機能が低下した場合や、膵臓がんが進行した場合などに体重減少がみられることがあります。

ただし、体重減少にはさまざまな原因があります。

血液検査で膵臓が悪いか分かりますか?

アミラーゼやリパーゼなどの数値が膵臓の状態を確認する材料になる場合があります。

ただし、血液検査だけですべての膵臓疾患を判断できるわけではありません。

膵臓がんは健康診断で見つかりますか?

一般的な健康診断だけですべての膵臓がんを発見できるわけではありません。

膵臓がんを詳しく調べる際には、超音波、造影CT、MRI・MRCP、EUSなどの検査が用いられます。

まとめ

膵臓には、食べ物の消化を助ける膵液を作る働きと、インスリンなどを分泌して血糖値を調節する働きがあります。

膵臓の状態が悪化すると、

・上腹部やみぞおちの痛み
・背中や腰の痛み
・吐き気・嘔吐
・食欲低下
・体重減少
・黄疸
・便や尿の変化
・糖尿病の発症・悪化

などがみられる場合があります。

ただし、「膵臓が悪い」といっても、急性膵炎、慢性膵炎、膵嚢胞性疾患、膵臓がんなどさまざまな病気があります。

症状の現れ方も異なり、膵臓がんのように小さい段階では症状が出にくい病気もあります。

膵臓を調べる方法には、血液検査、腹部超音波検査、CT、MRI・MRCP、EUSなどがあり、目的に応じて使い分けられます。

また、bluedropは尿中エクソソーム内のマイクロRNAを解析し、膵臓がんを含む7種類のがんに関連するリスクを判定するがんリスク検査キットです。

膵臓の病気全般を調べたり、膵臓がんを確定診断したりする検査ではないため、それぞれの検査で「何が分かるのか」を区別して理解することが大切です。

この記事の監修者

戸田 匡一

戸田 匡一

Blue Industries株式会社 COO / 株式会社ジーンクエスト 取締役

6年制薬学部卒業後、武田薬品工業株式会社で約10年間、がん治療薬などの医薬品事業に従事。その後、治療から予防・検査へ領域を広げ、外資系ヘルスケア企業の日本法人COOとして国内予防事業を、国内医療機器メーカーの執行役員として検査機器事業を立ち上げる。

現在はBlue Industries株式会社COOとして事業・技術両部門を管掌し、がんリスク検査の社会実装を推進している。

予防・検査・治療で培った経験を生かし、専門情報を生活者が正しく理解し、行動につなげられるよう、記事の執筆・監修を行っている。

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